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2024-05-10(Fri)

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2012-06-26(Tue)

夜の真義を マイケル・コックス (著)




内容(「BOOK」データベースより)

ロンドンの街の底を歩み、法律事務所のために裏仕事を請け負う男エドワード・グラプソン。英才と謳われ、名門イートン校入学を果たした男が、なぜ暗闇の街路で刃を握り締めるに至ったのか。その数奇なる半生が、いま語られはじめる。第二十五代タンザー男爵ジュリアス・デュポート。エドワードの実の父親は、この男爵かもしれない。母の遺品からそのことを知ったエドワードは、己の素性を隠し、裏稼業で知った手管を駆使して、父子関係の証拠を探しはじめた。だがやがて、男爵の寵愛を受ける若き詩人フィーバス・ドーントが姿をあらわす。ドーントこそが、かつてエドワードをイートン校放校に陥れた仇敵であった…。


評価:★★★★★
夜の真義を (単行本(ソフトカバー)) 19世紀のヴィクトリア調の流麗な文体と、深みのある心理描写が素晴らしいです。ディケンズの小説を思いだします。ゆっくり、じっくり読んでいくことで、読書というものの極上の楽しみにひたれます。本文の最後の一行にはしびれました。
評価:★★★★★
夜の真義を (単行本(ソフトカバー)) <題名、表紙絵、時代設定(1850年代)の古さ、註釈の多さ、分厚さ>から恐ろしく取っ付き難い話の様に思われるかもしれませんが、全くそんな心配は無用でした。
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