内容(「MARC」データベースより)
辛亥革命に斃れた最初の日本人山田良政。終生その兄の遺志を継ぎ、孫文の死に水を取った唯一人の日本人純三郎。孫文革命に殉じた山田兄弟を中心に、新たに発掘された資料を加えて描く革命家群像と日中近代史ドキュメント。
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評価:★★★★★
本書は辛亥革命で知られる孫文の秘書を務めた山田純三郎と兄の良政の評伝であり、革命秘話である。 孫文の辛亥革命を支援した日本人としては玄洋社の頭山満、黒龍会の内田良平、熊本の宮崎弥蔵と滔天の兄弟、犬養毅など錚々たる人々がいる。しかしながら、弘前の山田兄弟が孫文を支援していたことは地元でもさほど知られていない。それは、山田純三郎自身が誇らかに語る人でもないという性格でもあるが、津軽のじょっぱりなのかとも思う。
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